解説
シニア・老後の資産運用について解説します。
現金資産で運用していることがリスクになるのなら、老後・シニアの方にはどういった運用方法が良いのでしょうか? 私がオススメするのは「貯める資産運用」ではなく、「増やす資産運用」ですです。 「増やす資産運用」には、株、債券、投資信託、不動産投資があるということをお話しましたが、その中でも「不動産」つまり「土地の資産運用」がもっともオススメの運用方法になります。
一般的に投資というと、株式投資や投資信託をあげる人がいますが、株への投資はリスクが大きく、専門的な知識も必要で、常に経済・為替動向に気を使い、しっかり管理をしなくてはいけないという手間がかかります。
これから資産運用をはじめようという方には、時間がかかりすぎる資産運用方法なので、オススメできません。
これらの投資に比べ、土地の資産運用は、リスクが少なく専門知識が無くても始められるものもあります。
ただし、土地の資産運用は、長期の投資となり、現状では予想することの出来ない、不確実要素もあります。ですから土地の資産運用を始める前に「さまざまな不確実なこと」を想定し、将来ダメージを受けたとしても受け入れられるものを「自分で」「選択し」「納得する」ことが重要になります。
土地で資産運用をする場合には、いくつかの注意点が必要です。 もっとも注意して頂きたいのが、税金です。土地を所有しているときにかかる税金を固定資産税といいます。固定資産税は、土地以外にも次のような固定資産に課税されます。
土地・・・・・・・田、畑、宅地、鉱泉地、池沼、山林、牧場、原野、雑種地など
家屋・・・・・・・住宅、店舗、事務所、工場、倉庫、車庫、物置など(一般的には、三方以上に壁があり、独立して風雨をしのげる状態にあるものが対象になります。)
償却資産・・・土地、家屋以外の事業用に使うことのできる資産(無形資産を除く)で、構築物、機械、装置、船舶、車輛、工具、器具、備品など
土地資産を運用する上でまず、しなければいけないことは、 資産運用の基本方針を決めることです。 運用する上での基本方針が固まっていないと、土地の価格が上がったり下がったりするたびに、一喜一憂してしまい冷静な判断ができなくなります。
土地や現金という物は、エモーショナルなもの、つまり感情を揺さぶるものですから、事前に基本方針や目的を明確にし、自分に適した運用計画は何かを知り、しっかりとした事業計画を立てる必要があります。
そうすることで、ちょっとしたことでも動じず自分の事業計画に沿って運用できるため、投資の判断なども迅速に行うことができます。
また、運用の目的によって、運用期間や目標金額が変わりますので、取るべきリスク(資産の変動率)も変化します。